秋爽の茶会 様子

9月18日(月・祝)愛宕坂茶道美術館4階にて「秋爽の茶会」が開催されました。少し気温も下がりましたがまだまだ30℃超えの日でした。茶室で開催したかったのですが、冷房のない茶室では自殺行為と思い4階の冷房の効く部屋に移して開催いたしました。まず、喉を潤す香煎(梅ジュースをお出しし、お菓子は黒砂糖の錦玉羹の中に白あん玉を月に見立て入れ、月あかりと名をつけお出ししました。名残の季節を先取りし、鐵風炉に織部の敷板、時代の釜をかけました。軸は鵬雲斎大宗匠筆の一華開五葉を掛け、花は季節の5種、香合は越前竹人形の稲雀。薄器は内萩、茶碗は越前焼、宇野直作でした。