10月24日(日)福井市愛宕坂茶道美術館4階で友の会の月釜「惜秋の茶会」が開催されました。秋晴れのなか清々しい一服をいただきました。
コロナ感染対策でなるべく多数の人の手を介さない工夫でお盆を上手に使われていました。
扇面は坐忘斎家元筆の「直心日々新」、旅枕の花入れに浜菊とベル鉄線が生けられ、席主の先生は奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の・・・の歌を題材に道具組をされたとおっしゃってました。主茶碗は朝日焼の鹿背、替茶碗に紅葉、棗は河太郎の武蔵野、惜しむ秋を堪能する茶会でした。特に莨盆の灰吹きは見事な半枯れでした。