6月16日(日)福井市愛宕坂茶道美術館茶室「尚庵」において「水無月の茶会」が開催されました。北陸中学・北陸高校の生徒の皆さんが日ごろクラブ活動で練習されたお点前を披露されました。
お軸は部活動の和室の床の間に掛けてある軸だそうです。花はあじさいと下野。花入れは越前焼。香合は東大寺の石畳と同じ形の木地で作られていました。
色紙は子供の絵の画賛で「おかげさまで」と書いてあり、隣のお皿は水をイメージ、黄色い球はほたるをイメージしているそうです。ひとり一人に白湯の汲出しが配されました。
お菓子は蛍がきらりと光るきんとんで時節にぴったりでした。茶碗は改元にちなみ天皇のおしるしの花が描かれ掛け分けとなっていました。次客のお茶碗は「10人十色」で10人の唐子が描かれ、棗も唐子だったので、子供たちの楽しいお席を考えられてことと思いました。また、半東の生徒さんもはきはきと答えておられました。